スクリュー座金とアンカーボルトの穴径について
今日は土台据えの話です。
建て方(上棟)の前に、基礎の上に土台を敷き込む工程です。
基礎から立ち上がったM12アンカーボルトに合わせて、土台に一本ずつ穴をあけていきます。
一昔前まで普通にナットと座金だったのが
最近はナットと座金が一体化したスクリュー座金(座金一体型のアンカー金物)という物を使う事が多くなりました。
M12アンカーは実寸で約11.9ミリ。
スクリュー座金の推奨孔径は約16ミリですが
よく現場では施工性を重視し、大きめの錐を使って穴あけしている場合があります。
あくまでメーカー推奨孔径で、土台を基礎に緊結する用途であり、明確なルールは無いようですが、
メーカーが耐力試験の際に使用した検体と同じルールの状態で施工しないと本来の引き抜き耐力か得られず設計どおりの強さが出なくなるのは当然の事です。
大きくあければ、作業性はよくなります。
でも、その分だけ家の強さは下がってしまいます。
現場では施工性やスピードが重視されがちですが大工さんや現場管理者が正しい施工を理解して周知する事で、よりよい品質の家が出来ていくと思います。
見えなくなるところですが、
こういう小さな部分の積み重ねが、
家の性能をつくっています。









